コレ頭痛?と思ったら! 典型的な偏頭痛の症状

典型的な片頭痛の症状

一般的な片頭痛ってどんなの?
実は、偏頭痛には、次のような12の特徴があります。

 

  1. 突然頭痛が起こる。発作みたいに。
  2. 頭痛が起こる間に、前兆のようなものがある。
  3. 頭の片側が痛むことが多い。両側が痛む場合でも、痛みに左右差がある。
  4. 頭痛がピークに達するまで、どくんどくんと脈動する痛みを感じる。
  5. 頭痛が起こっている間、食欲がなくなり、吐き気がしたり、実際に吐いたりすることがある
  6. 頭痛が起こっている間、音、光、ニオイ、揺れがイヤになる。
  7. 血管が拡張しやすい状況で、頭痛が起こりやすい
  8. 遅くても25歳までには発症
  9. 血縁者に同じような頭痛がある
  10. 妊娠中、授乳期に頭痛が軽くなる
  11. 中年になると頭痛が軽くなるが、回数や時間が伸びる
  12. 60歳以上で頭痛は軽くなり、70歳以上でほぼ消える

 

参考)
当サイト管理人の片頭痛発作

 

発作的に頭痛が起こる

 

片頭痛の症状といえば、ズックンズックンという脈打つような頭痛。

 

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そして、こういう頭痛が「発作的に」起こるんです。

 

いつも痛いわけじゃない。
急に痛くなるということです。

 

人によって、一ヶ月に一回だったり、週に三回だったりします。
年に数回なんてひともいれば、毎日痛いというひともいます。

 

ただ、毎日痛いと言っても、午前中は痛かったが、午後はマシなんていうふうに、痛みに波があるんです。

 

「なんか常に頭痛いんだけど」
というときは、片頭痛以外の、ほかのタイプの頭痛かも知れません。

 

頭痛の前兆

 

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片頭痛の症状には、
「前兆があるパターン」
「前兆がないパターン」
があると言われています。

 

が、これ、正確にはちょっと違います。

 

「ハッキリした前兆があるパターン」
「微妙な前兆があるパターン」
があるんです。

 

はっきりした前兆

目の前に星が飛ぶような、わかりやすい前兆です。
閃輝暗点症(せんきあんてんしょう)なんて呼ばれていますね。

 

この前兆を動画化した人がいるので、参考までにどうぞ。

 

この症状が出る人は、片頭痛を患っている人のうち、20%です。

 

微妙な前兆

残りの80%の人は、閃輝暗点症ほどのわかりやすい前兆は出ません。
ただ、確実に前兆があり、それは人によってさまざまです。

 

  • 首筋や肩のハリ
  • 生あくび
  • 痛くなりそうな予感
  • 軽めの頭痛

 

レアなケースだと、こんなのもあります。

 

  • お腹が張る
  • 吐き気がする
  • やたら食欲がわく

 

などなど。

 

頭痛が起こるときの記録をつけて、
自分の「前兆」がわかっていれば、
なんらかの手が打てるかも知れませんね。

 

頭の片側が痛む

 

片頭痛という言葉どおり、
「頭の片側が痛む」病気だと思われてるケースが多いです。

 

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が、とある医療文献によると、頭の片側が痛むのは50%程度。

 

さらに「私は右」「私は左が」と、
痛みは左右どちらかに出るものと思いがちですが、
前後に出ることもあります。

 

さらに、毎回左とか、毎回後ろなんていうケースはレアです。
毎回ランダムな感じ。

 

統計によると、
・もっとも起こりやすい片頭痛の場所は側頭部(頭の横側)
だそうです。

 

次に起こりやすい箇所は、
アメリカ人の場合は頭の前側
日本人の場合は頭の後ろ側なんだそうです。

 

脈動感のある痛み

 

躍動感じゃなくて、脈動感。

 

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ドックン!ドックン!
とか、
ズッキん!ズッキん!
とかの、リズムのある痛みですね。

 

片頭痛でしんどいのにリズムもなにもあるか!
っていう気はしますけども。

 

実は、頭痛のあいだずっと「どっくんどっくん」痛いわけじゃないんです。

 

片頭痛の始まりからピークの間までは、脈打ってますが、

 

それ以降は、「ぐわぁーん!」「どぉーん!」っていう、
単発の痛みに変わるんですね。

 

例の「どっくんどっくん」は、
ちょうどいい大きさに血管が拡張した時に起こるんですよ。

 

血圧測るときに、最初に腕を圧迫されて、
それがだんだん緩められていくと脈打つ感じがしませんか?

 

あの状態のように、ちょうどいい…というか、悪い感じに血管が膨張すると
「どっくんどっくん」痛くなるんですね。

 

また、血管が柔軟でやわらかい子どもや、逆にガチガチに硬い老人は、
脈動感がはっきりしないです。

 

食欲低下、吐き気、嘔吐が起こる

 

片頭痛になると吐くよね。

 

 

そんなふうに言われていますが、
実際には吐き気や嘔吐が毎回起こるわけではないらしいです。

 

寺本神経内科クリニックの院長が、
病院の患者さんに聞いてみたそうです。
(たぶん、実際には、ひとりひとり聞いたんでしょう)

 

「片頭痛のときに吐き気を感じた人はいますか?」
→大多数

 

「片頭痛のときに実際に吐いちゃった人は?」
→半数

 

「片頭痛のたびに吐いちゃう人は?」
→ほとんどいない

 

私も確かに、ヤバイ片頭痛のときに何回か吐いた程度で、毎回ではないですね。

 

「吐き気がないから、片頭痛じゃない」って判断するのは危険かも知れませんよ。

 

音、光、におい、振動をいやがる

 

頭痛が起きたら、暗くてひんやりした場所で過ごしたい!

 

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ほとんどの片頭痛患者がそう思うそうです。
私もです。

 

実際には、音や光、におい、振動で頭痛が強まることはないそうですが、
「強まる気がする」と思って、嫌がるのだそう。

 

神経が過敏になっているんですね。

 

欧米人は、この刺激にかなり過敏ですが、
日本人はそれほどでもないとか。

 

でもなー、なんか日本人はそういうの、我慢してあまり訴えないってだけのような気がします。

 

ちなみに、喫煙者が片頭痛発作を感じると、
いつもよりも多くたばこを吸うそうです。

 

タバコを吸うと血管収縮作用があるので、
多少痛みがマシになるんでしょうね。

 

ただし、痛みが本格的になってくると、
タバコのニオイをすごく嫌がります。

 

痛みで、ニオイに関する過敏症状が出てくるんでしょうね。

 

血管が拡張しやすい状況で発作を起こしやすい

 

血管が拡張しやすい状況は、片頭痛発作を起こしやすいそうです。
では、具体的にどういう状況で発作を起こしやすいんでしょうか?

 

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混雑したデパートや映画館から広いところに出た
→酸素の少ない場所から出て、一気に酸素を取り込もうとする

 

週末や仕事の終了後
→血管の緊張がとけて広がる

 

他には、「生理のとき」、「寝過ぎ、寝不足」のときも、血管が拡張しやすいですね。

 

ちょうどよい睡眠は片頭痛を軽くする効果がありますが、
寝過ぎも寝不足も、逆効果というわけです。

 

他に、食べ物による血管の拡張がありますが、
これは、あまりにも神経質になる必要もないです。

 

「食べ過ぎ」はよくないですけどね。

 

片頭痛によくないと良く言われるのは、赤ワイン、チーズ(特に発酵がすごいやつ)、チョコレートですが、赤ワイン一滴たりとも、チーズひとかけらたりともNG!!ってわけじゃないんです。

 

なんか、こうして見てると、「緊張→リラックス」のタイミングが良くないみたいですね。

 

でもなー、よくないって言われてもな〜…。

 

遅くとも25歳までに発症

 

片頭痛は比較的若い頃に発症します。
遅くとも、25歳までに。

 

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平均すると、片頭痛発症は20歳位なんだそうです。

 

まあ、それ以前に軽い片頭痛が起こってても、
病院に行くほどでなければ、大騒ぎしませんよね。

 

それで、片頭痛がもっともひどくなる20歳前後で、
「発症した」と言う人が多いんだそうです。

 

30歳で発症した!という人も、
実はそれ以前の軽い頭痛の症状を忘れているだけ、というケースが多いみたいですね。

 

だけど、50歳、60歳ではじめて片頭痛になった!
っていう人は、
「若いころに頭痛あったの忘れてるでしょ」で片付けるのは危険かもしれません。

 

もしかしたら、「誤診」かも…。

 

血縁者に片頭痛の人がいる

 

片頭痛は「遺伝的」な病気と言われています。

 

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「遺伝的」って、はっきりしないですね。
遺伝なの?遺伝じゃないの?

 

実は、遺伝のパターンがはっきりわかってないんですね。

 

まず、遺伝かな?と思われる例。

 

  • 母親に片頭痛があると、子どもの40〜50%は片頭痛を受け継ぐ
  • 父親に片頭痛があると、子どもの10〜20%は片頭痛を受け継ぐ

 

まあ、なにかしら、遺伝の要素がありそうな数字です。

 

そして、遺伝関係なくね?と思われる例。

 

  • 一卵性双生児の子どものうち、1人は片頭痛、もう一人はまったく片頭痛がないというケース。

 

遺伝子情報が同じなはずの一卵性双生児なので、
これは遺伝子関係ないんじゃない?とも言えそうです。

 

祖母にはあるけど、親になく、孫に片頭痛がある・・・という、隔世遺伝っぽいケースもあります。

 

で、実際どうなのかというと…よくわかってないんですね。

 

まあ、わかったところで、何をどうにか出来るわけでもないんですけど。

 

妊娠中、授乳期には症状が軽くなる

 

女性の場合、妊娠すると80%の患者さんが
「片頭痛が軽くなった」と感じるそうです。

 

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さらに、その半数の人が
「まったく片頭痛が出なくなった」
と感じるとか。

 

でもね、これ、どうしてなのかわかっていません。

 

出産を終えると、片頭痛が復活しだして、
授乳期を終えると、片頭痛が完全に復活します。

 

せめて大変なこの期間だけは、楽にしてやろうという…そういうことなの?
わかんないけど。

 

中年になると痛みは軽くなり回数が増える

 

20代〜30代までは、ズキーーン!!と鋭い痛みだったのが、
40代以降は鈍くなってきます。

 

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ピーク時を含めて、痛み自体がだいぶマシになってくるんですね。

 

その代わり、片頭痛が起こる頻度や、痛みが消えるまでの時間が長くなってきます。
さらに、吐き気や嘔吐も、若い頃に比べるとだいぶマシになってくるそうです。

 

う、うーん、素直に喜べないなぁ。

 

ちなみに、どうしてこうなるかというと
「老化」が関わっていそうなんですよね。

 

くっきりした症状が次第にぼやけてくるというか。
感じる力が弱くなってるというか…。

 

どちらにしても、手放しでは喜べないような、
微妙な状況ですねー。

 

60歳を過ぎると頭痛は軽くなる

 

片頭痛は60歳を過ぎると軽くなり、
70歳にはほとんどなくなると言われています。

 

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まあ、なくなったほうがいいけど…
なぜなんでしょう?

 

はっきりとはわかっていないのですが、
実は、動脈硬化が進んでくるからだと言われています。

 

え、えーっ!?
じゃあ、片頭痛治ったら、脳梗塞とかを気をつけなきゃいけないじゃん!

 

こわいよー。

 

もうひとつの説は、「さまざまな命令系統が鈍くなるから」だそうです。

 

う、うー、どっちにしても素直に喜べない!

 

っていうか、若いうちに、片頭痛なくしたいよー。